e-Taxにて給与所得の源泉徴収票(給与支払報告書)を作成する

青色事業専従者として、日々初めての経理業務に試行錯誤を重ねながら励んでいます。

初めての年末調整に始まり、前回までに、所得税徴収高計算書(納期特例分)の申告を終えることができ、つづいて、給与所得の源泉徴収票(給与支払報告書)の作成しようとしたところ、e-Taxの申告では電子証明書の登録が必要ということが判り、何とか無事に証明書の登録を済ませることができました。

 

これでやっと、給与所得の源泉徴収票(給与支払報告書)の申告に入ることができます。

 

さて、

e-Taxから『e-Taxソフト(WEB版)』からログインし、所得税徴収高計算書の申告の時と同じように、「申告・申請・納税」から入り、「新規作成」をクリックすると、またまた、ズラリと並んだ画面が現れ、

ページ下部にある『法定調書を提出する』 の中から

『給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の提出【提出枚数100枚以内】』を選択します。

提出枚数については、”給与の支払を受ける者” は私一人なので・・・もちろん100枚以内を選択。

提出先税務署等の入力など、画面に沿って入力していきます。入力漏れがある場合などはその都度、チェックが入りますのですぐに訂正できますね。

次の画面では、源泉徴収票、各支払調書の作成となります。

ここで、給与所得の源泉徴収票の『作成』をクリック。

新しいウインドウで給与所得の源泉徴収票入力画面が開きました。パッと見、???な感じですが、よーく見ると、手元にある紙の媒体と書くべきことは同じで、配列が違っているだけでした。

 

 

実は、この給与所得の源泉徴収票の記入に関しても、税務署から届いた茶封筒の中に、35ページほどの『給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引』が入っており、記入例を含め、詳しく書いてありました。

どうやら、年末調整の時に書いた、【給与所得・退職所得に対する源泉徴収簿】と保険会社の名前などを書いた【給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書】(ながい!)の2枚からほとんど転記するだけのものでした。

 

ただ、給与所得の源泉徴収票はあくまで4枚複写になっているうちの税務署に提出する3・4枚目の用紙であって、1枚目となっている表紙には市役所に提出する『給与支払報告書(個人別明細書)』になってるんです。

ここに隠れていたかぁー って感じですよね・・・。

 

もちろん、4枚複写式ですから、1枚目に記入すれば4枚とも出来上がるわけです。

実は私、e-Taxにて作成する前に、練習?として、実際に国税庁発行の『給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引』を見ながら1枚目の給与支払報告書(個人別明細書)に手書きで記入してみました。

もちろん、1枚目の給与支払報告書(個人別明細書)にも、税務署から頂いた茶封筒に中に市町村発行の、15ページほどの『市町村に提出する 給与支払報告書等の作成及び提出についての手引書』が入っていましたが、個人的には前者の手引書の方が見やすかったような感じがしたので・・・こちらを採用。

 

e-Taxにログイン後も、もう一度、手引書と照らし合わせながら入力。私の場合は、上部右半分に集中しての入力となりました。

私1人分の入力ができたら、次の人はいませんから次ページへは行かずに『作成完了』をクリック。

何人かいらっしゃる場合は、次ページへとどんどん作成していくようですね。

 

すると、何と有難いことに、『給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表』へ転記してくれるようです。が、

表示された画面には、空欄がまだまだ存在してて・・・。

でも、あと少しだからと自分に言い聞かせ、またまた手引書のお世話になりました・・・。

私の場合は、ややこしい理解不能な項目への入力は必要なかったため、こうやって割とスムーズに進めたのかもしれません。

 

入力内容の確認を済ませたら、送信へ進みます。

登録した電子証明書を使用して電子署名の付与を行い出来上がり!

 

なんとか、なんとか、無事に送信できました。もちろん保存も忘れておりません。

 

でも、1つ不安な点が・・・。

税務署あての3・4枚目はe-Taxでできたけど、市役所あての1・2枚目はどぉする??

ー 事務員 ―