給与支払報告書(統括表)を作成する
青色事業専従者として、初めての年末調整も終盤にさしかかってきたように感じます。
税務署から送られてきたズッシリ茶封筒の中身も提出しなければならない書類が少なくなってきました。
さて前回、4枚複写式になっているうちの、3・4枚目給与所得の源泉徴収票をe-Taxにて無事送信することができました。
(正確にいうと、4枚目は受給者交付用になっているのですけれども・・。)
残る1・2枚目をどうしようか悩みました。こちらは、市役所の税務課に提出すべき書類なので、e-Taxではダメなんです。e-Taxは、あくまで税務署行きなのですから・・・。
せっかくここまで、自宅に居ながらにして数々の申告書類達にパソコンと共に立ち向かってきたのに、もはやこれまでか・・・。
いやいや、まだあきらめません!
そこで、いろいろと調べていると、これかなーと思うような ”eLTAX(エルタックス)地方税ポータルシステム” と言う便利そうなシステムを見つけました。
eLTAXのホームページを開き、取り敢えず申告の仕方など利用するにあたっての手続きを読んでいきました。
地方税に関することの手続きが色々と可能になるわけで、大まかな流れを見ると・・・。
①利用届出を行った後、②「手続き完了通知」が届きます・・・数日後云々・・・す、数日後!?
e-TAXにて、即時通知をたくさんいただいていた私には・・・ゴメンナサイ、数日は待てません・・・涙
だって、たった1組の提出すべき給与支払報告書(個人別明細書)は既に記入済で出来上がっているんです。
今から、利用の届出をして、数日間通知を待って、ソフトウエアの取得をしてなんて言われましても・・・・うーん挫折!
また今度、お世話になることにします・・・今回は、ごめんなさい。
給与支払報告書(統括表)を作成する
気を取り直して。
給与支払報告書は、従業員の方の住所地の市町ごとに分け、それぞれに「統括表」をつけて、該当の市町村税務担当課へ送付をしなければなりません。
私の場合は、私一人分だけを統括表につけて、長浜市役所に提出すれば良いようですね。
『市町村に提出する給与支払報告書等の作成及び提出についての手引書』を見ながら、給与支払者の住所・氏名など統括表に記入し、マイナンバーも記入します。
給与支払者の氏名 = 書士 なのですが、すべて私が記入していきます・・・。よろしいのでしょうか・・・。
印鑑もちょっと拝借です。
書士 ”おいおい、勝手にハンコ押してるけど大丈夫やろなー?”
私 ”あ、じゃあ、自分で押す?? はい、ここ!”
書士 ”・・・・いい・・・”
怪しい書類には、勝手にハンコ押しませんって!!
記入の際に、迷ったのが、「報告人員」欄の「特別徴収」と「普通徴収」の人数。どちらに記入したらよいのか。
すると、税務署からの茶封筒の中の書類に答えがありました。関係ないかなーと思われた「仕切紙」の説明で、普通徴収として取り扱う受給者の中に
” e 専従者給与を支給されているもの(個人事業主のみ該当) ” とありました。
私は、青色事業専従者なので、今のところ普通徴収ということでよいようです。普通徴収の「乙欄 その他」欄に”1”と記入しました。その他の箇所も記入して、さあ出来上がり!
いざ、自転車で長浜市役所へ。
窓口の方 ” 〇※▲▽〇※はお持ちですか? ”(なんて言ったのか忘れてしまいました!)
私 ” いえ、持っていません・・・。”
窓口の方 ” では今回は、従来の方法で受付させていただきますね ”
私 ” ???・・・はい。”
窓口の方 ” では、有難うございました ”
統括表と複写式の個人別明細書1・2枚目を受け取っただけで、控え等何も貰えませんでした。念のため事務所でコピーを取っておいてよかったー。
窓口の方があの時なんて言ったのか、そして、初めて受付で提出した私には、従来の方法ではない受付って何なのか未だにわかりませんが、間違ってたらなんか言ってくるでしょう。
これで、年末調整等にあたっての申告すべき書類は全部提出できたのではないでしょうか?
私一人の申告で、あまりややこしいこともなかったため、何とか無事に済ませることができましたが、以前に勤務していた会社の経理担当者の方は、大変だっただろうなーと改めて感じました。仕事とはいえ、本当に有難いことですね。
今度は、はじめての確定申告に挑戦です!!
ー 事務員 ―