自宅のリフォームを前に司法書士事務所の配置を考える
滋賀県長浜市朝日町に
自宅兼事務所の司法書士事務所の開業場所が決まりました。
(開業場所決定までの経緯はこちら→ まず、どこで司法書士事務所を開業するか )
なにしろ、昭和4年築。
ここはやはり・・・フルリフォーム。
立派な梁や柱だけを残しての解体作業としたため、好きなように部屋の配置が出来ますが、
通し柱や垂れ壁など家の構造に関わるものは解体できませんので、
間取りにやや制約が出てきます。
さて、事務所の位置はどうするか・・・。
家の東側間口は大体3間半といったところでしょうか、細長―い家で、家の北側は車1台分ほどの幅の道路が
家に沿って後ろまでまっずぐ伸びています。
そして家の後ろに車3台は充分におけるであろう駐車場があり、
その奥はJRの線路があって電車の音がよく聞こえます。(SLが運行する路線で、バッチリ見えます)
駐車場からは正面玄関まで、ぐるりと回らなければならず少しばかり遠くなりますが、
やはり事務所は東側正面玄関入ってすぐの位置にしました。
道路に面しているので外の様子もよく分かりますし、
郵便ポストもすぐに取り出し易いよう事務所壁面に取付けました。
そして、トイレは玄関入ってすぐ、事務所の隣に1つ配置し、
家族用として、2Fにも配置することにしました。
それでは、広さはどの位必要か・・・。
(私) 事務所の広さはどの位必要かなー?
(書士)そうだなー、8~10畳ぐらいは欲しいなー。
あと、書類を保管しておくスペースとして、別に3畳ぐらい必要かなー。
(私) さ、さんじょぉー!!??
驚きました・・・。
”そんな広く採ったら、家が狭くなるやん!!どんだけ書類の山ができるん??”
間口が狭いので、玄関はプライベートと分けずに1つにし、
その分、事務所としてのスペースを多く採りました。(できるだけ・・・・。気持ちの問題です・・)
正面道路側に張り出して、収納スペースを作る案もでましたが、
使いにくそうな気がしたため、却下。
”1人で仕事するんだから、8畳もあれば充分でしょうー!
収納は取り敢えずキャビネットを置いて、足りなくなったら2Fにでも置くとか・・・。”
何とか妥協案でゴマカシ・・・。
もう、決定!!時間もないし。
あとは、照明の配置(もちろんLEDを採用)コンセントの配置を事務所に机を置いたイメージを浮かべながら
次々と決めていきます。
プライベートスペースとの繋がり、そして区切り。
既存の建具をなるべく使用してのリフォームなので、雰囲気を壊さぬよう
床や壁紙、そして天井と着々と内装が仕上がっていきました。
天井も既存のものをそのまま残して使いました。
このころ、書士は有難いことに彦根の個人事務所に採用していただき、
しばらく、そこでお世話になることになりました。
ありがとうございます!
もちろん、”ゆくゆくは自宅兼事務所で開業します”ということは、
初めからお伝えしていたようです。
それでも雇ってくださることになり、本当によかったと一同歓喜したことを
鮮明に覚えています。
感謝の気持ちでいっぱいでした。
つづく・・・。