開業から1ヶ月が過ぎ、少しばかり落ち着いて来たので、

このあたりで、開業するまでの経緯などをおぼえ書きとして

妻の目線から記録しておこうと思います。

 

まず、うちの場合は、

どこで司法書士事務所を開業するか! から始まりました。

 

随分、むかし、

書士のサラリーマン時代は、いわゆる転勤族でもあったため会社を辞めた時

関東地方のとあるところに住んでいました。

会社を辞めるのだから別にここにいなくてもいいしー

(私) ”これからどおする、どこにする?”

(書士)”じゃあ、取り敢えず滋賀県に帰ろう”

私は、仕事をしていなかったですし子供たちもまだ小さかったため、

身軽に行動できたことも幸いでした。

 

私は滋賀県出身ではなく、またこれまで転々としていたため

”まあ、どこに行っても一緒かな”と思っていました・・・。

 

司法書士を目指し、資格取得のための勉強をはじめましたが、

難関資格ですので一発合格とはいきません。

 

当時はマンションに住んでいましたが、家族5人ともなるとだんだん手狭になってきます。

しかし、贅沢は言えません。

子供たちにも、

”お父さんが、お勉強頑張って、試験に受かったら大きいお家に引っ越そうねー”

と言い続けていました。

 

そして無事、難関突破し(合格に至るまでは、省略でーす)

今後、どのようにするのかしたいのか話を聞くと、

「独立して司法書士事務所を自宅で開業したい」

決まっているのはこの1点だけ。

どこかの司法書士事務所に勤務したり所属したりせず、独立し開業したいということだけです。

まあ、なんたること!

 

(私) ”・・・・うん、で????・・・・・・。どこにする??”

以前にも言ったことがあるようなセリフ。

(書士)”・・・どこでもいい・・・。

(私) ”どこでもいいって言われてもなー・・・。”

(書士)”あんまり知らんとこいってもなー”

(私) ”じゃあ、琵琶湖のこっち側で・・・”

私にすれば、どこ行っても知らないところ。まだ、馴染みがある琵琶湖のこっち側で。

というわけで、本格的な家探しが始まりました。

 

条件は3つ。

1.交通の便が良く、なるべく駅に近いこと

2.学校に近いこと

3.広めの中古の戸建で駐車場があること

これだけ。

 

しかし、場所もアバウトではなかなか決められず、時間が過ぎていくだけ。

そこで、書士の出身地である ”長浜” に絞り込むことにしました。

長浜は、書士の実家もありますし他のところに比べれば馴染みがあります。

全く知らない土地で司法書士事務所を開業するよりも良いだろうとの判断です。

 

しかし、私にとってはどこも全く知らない土地。

よさそうな物件を見つける度に、

”〇〇町って知ってる?” とか ”〇〇ってどこ?”

”〇〇って、どんな感じ?” 

こんな具合です。

 

そして、ふと目に留まった物件。

”長浜駅近く、駐車場と畑のついた町家”

古民家か・・。なかなかいいんじゃない!?しかも学校に近い。

しかし不動産に問い合わせると、

建物はもう古く何年か空き家におり、解体更地渡しでとの返事でした。

”えー、もったいない!”このときの正直な感想です。

何とか、内覧の予約をして後日書士と現地に見にいきました。

 

 

リフォーム前床

昭和4年築、木造2階建て。

想像通り外壁は土壁でしかも所々剥がれ落ち、中の竹組が見えている状態。

時々道路に落ちてくることもあるらしいとのこと。

中に入ると、床は抜け落ち、床下の土は丸見え。”気ィ付けてあるいてや!”と言われ・・・。

雨にあたって傷んでしまった柱、ネズミがかじった痕、凹んで土誇りに覆われた二階の床などなど・・・。

 

リフォーム前天井

しかし、

太くてずっしりとした立派な梁や柱、こげ茶色の綺麗なササラ天井(初めて聞いた言葉でした)、

綺麗な状態の建具の数々・・・。

そして、広い!聞けば、ゆがみもほぼないとのこと。

こちらは、思っていた以上に良い状態でした。

すごい!ここにする!!ほぼ即決でした。

 

 

JR長浜駅より徒歩約7分、駐車場完備。

司法書士 塚田事務所の場所がやっと決まりました。

 

つづく・・・。