司法書士塚田事務所の開業までの道のりを

忘れないうちに覚書として妻の目線から記録しておこうと思います。

前回までのお話はこちら→

 ① まず、どこで司法書士事務所を開業するか

 ② 自宅のリフォームを前に司法書士事務所の配置を考える

 ③ 我が家に自動車がやってきたぁ

 

彦根市の司法書士事務所に勤務し順調に日々を過ごしていた書士。

ある日、9月か10月を目途に自宅で開業したいと言ってきました。

 

 

一度言い出したら、もう”絶対”なんです・・・。

私が、何と言おうと”絶対”なので、あえて反対はしません。

ケンカしてもしょうがないですし。

はい、秋に開業するんですね・・・。

 

書士もいろいろと思うところがあったことと思います。

ここは、我が家の未来のためにも、

子供たちのためにも、協力していくしかありません。

 

平成28年10月1日・・・。

この日に開業すべく準備を始めました。

 

まず、何にもない事務所に備品を揃えていきます。

事務所内の配置は予めだいたいではありましたが決めていましたので、

まず机、椅子、書棚を購入しセッティング。

そして、プリンタ複合機、パソコンなど・・・。

事業用に口座やカードも作りました。

 

これだけあれば、まずは何とかなります。

ネット環境や電話回線も整えました。

実は、携帯電話も我が家は誰も持っていなかったので、

書士用に購入です!(はじめてのスマホ!)

 

そして、ホームページやチラシ作成は経費削減のため

いろいろ調べながら、自分でやりました・・・。

なんせ初めての事ばかりで大変でした。

 

サイン看板は自分では難しいですから、ここは業者にお願い。

大きさや設置個所、内容など打合せをして開業前日に取付けました。

 

細かい事務用消耗品は少しずつ揃えていきました。

いつでも、すぐに購入できますしね。

 

ここで、一つ大事な事を忘れてはいけません。

領収書は大切に保管しておくこと。

どんな細かい物でも、開業に必要なものにかかった領収書は

どんなものでも取り敢えずまとめていきました。

 

また、補助金制度が活用できないかといろいろ調べ、

今回は長浜市の補助金制度に申請することができました。

 

 

毎日毎日、準備に翻弄していると、

書士 ”あんたにも仕事手伝ってもらわんとあかんなー”

私  ”えっ??”

書士 ”複式簿記って知ってる?”

私  ”簿記ってやったことない!”

書士 ”勉強しといて”

私  ”なにーっ” 

 

私はすっかり、書士が一人でぜーんぶ仕事をするものだと思っていました・・・。

私は今まで通りに専業主婦で、自分の好きなことして・・・と思ってたんです。

 

そうか、そうきたか・・・。

 

しょうがない!!

・・・簿記の勉強を始めました。

本を読むのは元来好きなので、まずは近くの図書館で本を借りてきて

簿記関係の本を読みあさりました。

何種類か借りてきては読み、時間を置いてまた同じ本を繰り返し読んだり、

結構読んだと思います。(わかりやすい初心者用ばかりですけど)

 

最初は、借方、貸方など難しい言葉がいっぱい並んでいて 

”はぁ???”っという感じだったのですが、

いくつか本を読んでいくとわかるようになるものですね。

同じ本を読んでいてもなんとなく理解できてきます。

また、ネットを使ってもいろいろ調べたりしました。

 

会計ソフトには「初心者でも大丈夫」的なことが書かれていますが、

やはり、簿記の知識が全くないままでは難しかっただろうと思います。

会計ソフトは難しいことは全部やってくれますし、初心者にとってはありがたいものですが

少しばかり勉強しておいて本当に良かったですね。

 

司法書士業務では、仕入などは発生しませんので

日々大きなお金が動くことは稀なため、そこにも助けられていると思います。

 

成年後見や遺言など司法書士業務に関することで

ちょっと分からないことや疑問に思ったことは、

書士に聞けばすぐに的確な答えが返ってきますが、

簿記に関しては、話は別。

自分で解決するしかありません。しょうがない・・・。

 

 

『個人事業の開業・廃業等届出書』 と一緒に

『所得税の青色申告承認申請書』

『青色事業専従者給与に関する届出書』 も

提出することになりました。

 

私も給料もらえるんだぁー・・・。

 

つづく・・・。